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伝えるとは「本質を絞り込むこと」。迷いなき意思決定を導く見せ方の極意とは?

自治体向けEBPMツール「Acrocity×BI」の設計思想①

Acrocity×BIでダッシュボードを作成する際に、「一画面に複数のアイテムを配置すること」と「原則としてスクロールさせないこと」は、単に画面を見やすくするためのデザイン上の工夫ではありません。ダッシュボードの目的である「データを見て、状況を把握し、必要な判断や行動につなげること」を実現するための重要な設計思想です。

第一に、一画面に複数のアイテムを配置するのは、単一のデータだけでは業務上の意味を十分に理解できないからです。例えば、ある施策の実績値を表示するだけでは、その数値が「多いのか、少ないのか」「過去と比べてどうなのか」「どの地域や対象者に偏っているのか」といった判断はできません。そこで、KPI、時系列推移、地域別比較、属性別内訳など、異なる視点の情報を同一画面に配置することで、利用者は複数のデータを関連付けながら状況を把握できます。つまり、一画面に複数のアイテムを置くことは、単に情報量を増やすことではなく、「一つの問いに対して必要となる複数の視点を同時に提示する」ことです。

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https://lg-institute.gyoseiq.co.jp/blog/member/chief_46-2

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小出篤
小出篤
昭和50年、千葉県生まれ。システムエンジニアとして住民情報システムの開発・導入、コンサルタントとして市区町村における情報システムの最適化・投資の適正化・人材育成・計画策定を経て、地方行政経営研究所 フェロー、合同会社情報政策リサーチ&コンサルティング パートナー、Code for Kanoya 代表、自治体のDXアドバイザーなどを務める。公共政策修士(MPP)、経営管理修士(MBA)。