講演②
「合併を期にした(市民志向の行政改革)=市政改革の取組み」
鹿児島県 薩摩川内市役所 企画政策部 行政改革推進課 課長 今吉氏
平成16年10月、人口約7万3千人の川内市から約900人の旧鹿島村まで1市4町4村が対等合併し、「薩摩川内市」が誕生しましたが、同市では、「改革なくして合併効果なし」として、合併の緊張感を活かした改革が進められております。
合併後5ヵ月で改革大綱を決定され、平成17年4月から市長の市政改革宣言により本格的に着手されました。「市民との協働改革」と「市役所改革」を融合した、市民志向の行政改革「市政改革」とされています。
具体的には、小学校区単位の地区コミュニティ協議会制度の導入や地区振興計画の策定や活動支援を進められる一方で、平成18年7月現在、市有施設の約1,360のうち約26%(約350施設)を指定管理者に指定し、職員数を3.5%(50名)削減され、平成21年4月までには指定管理者導入560施設、職員数削減160名を目指されています。
そこで、原題に挙げられている「市民試行の行政改革」=市政改革の取り組みについてご紹介頂きます。